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レッドブル、カムフラージュされた新車でテスト走行?

2015年02月01日(日)13:00 pm

2月1日(日)からスペインのヘレスで今年最初のF1公式シーズン前テストが4日間の日程で行われ、いよいよ2015年のF1シーズンが本格的に始動することになる。

このテストに向け、各チームとも2015年型車の公開を行っており、トロロッソも1月31日(土)に新車STR10を発表。そして2014年のF1チャンピオンチームであるメルセデスAMGもテスト開始直前にヘレスでW06を公開する予定となっている。

だが、その裏ではすでに各チームによるさまざまなかけひきが始まっているようだ。

2010年から2013年にかけて4年連続でタイトルを手にしたものの、2014年はメルセデスAMGにその座を明け渡したレッドブル。だが、その2015年型車RB11は直前まで開発と組み立て作業が続けられており、ヘレスでの走行に向けギリギリのタイミングでFIA(F1統括団体である国際自動車連盟)によって義務付けられたクラッシュテストでの合格を目指していたと伝えられている。

さらに、インターネット上に流れているうわさによれば、天才F1カーデザイナーとして知られるエイドリアン・ニューイ(レッドブル/最高技術責任者)が100パーセントその設計にたずさわった最後のF1カーだとされるRB11は、カムフラージュが施された形でテスト走行に臨むのではないかという。それにより、ライバルチームたちが映像からその仕様の細部をつかみづらくするためだ。

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコも、このうわさを認めるように「それは第二次世界大戦中にイギリス人が考え出したカムフラージュだよ。ドイツ海軍をあざむくためにね」と『f1-insider.com』に語っている。

だが、ニューイは、2015年に完全にメルセデスAMGの優位をくつがえすようなことができるとは思っていないようだ。ニューイは、「今年に関しては現実的な予想をすべきだと思っている」と語り、レッドブルは「あまり勝てない」と考えておくべきだと語っている。

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