キミ・ライコネンは、2015年以降もフェラーリに残る可能性があるという。同選手のマネージャーが語ったものだ。
フィンランド『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙の記事によると、ライコネンとフェラーリの契約は今年いっぱいで終わる。さらに2016年残留のオプションは両者が持つ。
これについてマネージャーのスティーブ・ロバートソンは次のように話す。「結局のところ、彼(ライコネン)がレースを楽しめるかどうかだ」
ライコネンは35歳。男の第一子が誕生し、パパになったばかりだ。2014年はフェルナンド・アロンソ(現マクラーレン)を相手に明らかな苦戦を強いられた。
ロバートソンはいう。「しっかりとレースができて、すべてうまく行っていると彼が感じれば、その熱気は自然とチーム全体に伝わるものだ」
「そうなったら、さらに長いあいだキミがフェラーリに残る可能性だってあると思う」
いずれにしろ、新しいチームメートで友人のセバスチャン・ベッテルとはうまくやって行けるというのがロバートソンの感触だ。
「セバスチャン(ベッテル)がデビューしたての頃、よくキミと二人で移動していた。そこから関係は発展したのだ」
「セバスチャンはキミの率直さに触れて、この男なら掛け値なしに信用できると感じた。二人は似たもの同士といえる」
「ドライバーが互いに激しい争いをキープしながらよい関係を築くのは、たまにモータースポーツであることだ」とロバートソン。
「今後、チームはよい方向に進むだろう。セバスチャンとキミはフェラーリにとっていいコンビだと思う」