1月29日(木)にマクラーレン・ホンダの2015年型車MP4-30の外観が公開された。これに併せてホンダのF1パワーユニット開発を率いる本田技術研究所の新井康久が2015年シーズンに向けての意気込みを次のように語った。
■新井康久(本田技術研究所専務執行役員/F1プロジェクトリーダー)
「今日は私にとってもホンダにとっても非常にワクワクする日となりました。新しいF1カーの発表や、新たなパートナーシップのスタートに立ち会えるのはそれほどあることではありませんからね」
「新しいMP4-30をご覧いただければお分かりいただけるように、我々はマクラーレンとひとつのチームとして、パワーや空力の両面において一切の妥協を排して取り組んできました」
「今日はこうした興奮した雰囲気に包まれていますが、それでも、私自身もそうですし、さくら(栃木県さくら市)とミルトンキーンズ(イギリス)のエンジニアたちはヘレス(最初のテスト)とそれ以降の準備に100パーセント集中しています。我々には技術力があるという自信がありますし、どれだけの力を発揮することができるか楽しみにしています」
「これから長いシーズンが始まることになりますし、多くの挑戦が待ち受けています。しかし、ホンダは正面からそれに立ち向かう決意をしています。我々はF1の技術を進歩させ、ファンにスリリングなレースを提供するためにここにいるのですから」
YASUHISA ARAI - Honda R&D senior managing officer – chief officer of motorsport by TopNews Video ch