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今年のフェラーリは昨年よりは「カッコいい」と設計者

2015年01月29日(木)7:01 am

美しいことに意味があるとすれば、フェラーリにとって2015年は昨年よりはいい年になるかもしれない。

大きく変わったルールのもとで始まった2014年シーズンには、各F1チームがさまざまな形状のノーズを導入したことが話題となったが、フェラーリの昨年型車F14-Tのノーズに関してはその見た目から「電気掃除機型」と呼ぶ者もいた。

最終的にコンストラクターランキングを4位で終えるという名門フェラーリにとっては許し難い結果に終わった2014年シーズンだが、マラネロに本部を置くチームは大幅な組織改造に取り組み、チーム代表をはじめ、多くの中心的人物が更迭の憂き目にあうこととなった。

そんなフェラーリで、技術部門の中心人物として明確に位置づけられることになったのが、ロータスから2013年に移籍してきたイギリス人エンジニアのジェームス・アリソン(テクニカルディレクター)だ。フェラーリの2015年型車SF15-Tは、そのアリソンがフェラーリで最初に設計を手掛けたF1カーとなる。

フェラーリの専属ジャーナリストであるレオ・トゥッリーニは今週、2015年型車は掃除機型のノーズではないと自身のブログの中で明らかにしていた。

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は、美的な問題を改善するためにノーズに関するルールを改正したとされているものの、アリソンによれば、そのルール変更は「それほど大きな問題ではない」という。

しかし、アリソンは「今年のクルマは昨年のものよりはかなり見た目はよくなっている。フロント回りはより美しくなっていて、後方は絞り込まれている。それによってカッコいいクルマになっている」とも語っている。

そのフェラーリのSF14-Tは、30日(金)にインターネットを通じて初公開されることになっている。

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