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F1エンジン・メーカー、スイスで会合

2015年01月06日(火)11:16 am

明日はどうなるか分からないF1。6日(火)には、ジュネーブにF1エンジンメーカーが集まって話し合う。

これはF1 CEOバーニー・エクレストンが招集したもので、出席するのはメルセデス・ベンツ、ルノー、フェラーリ、それと今季新たに参戦するホンダの代表者たちだ。

エクレストンの狙いは何か。ずばり、2016年からのエンジンだ。よりパワフルで価格が安く、しかもF1らしいノイズを発する新しいエンジン規格について討議するよう4メーカーに宿題を出していたのだ。

ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌によるとエクレストンは、エンジンだけでなく車体にも手を加えたがっている。よりアグレッシブなルックスで、運転が難しく、派手な外見のマシンがいいという考えだ。

これに対して2014年F1のチャンピオンチーム、メルセデスAMGの会長ニキ・ラウダは、急がばまわれと、次のように警告する。

「まともな仕事をしてほしければ、2017年まで時間をもらいたいね」

「それに、新しいエンジンを作っても寿命はわずか一シーズンなんて、ホンダはたまったものじゃない。多少の安定がなければ、金は羽が生えたように飛んでいく」

2016年の前に、2015年の心配をしなければならない。いま現在、いったいグリッドに何台のマシンが並ぶのかさえ分からないのだ。

マルシャとケータハムは事業の清算を行っているところだ。2015年エントリーリストに名を連ねるケータハムだが、2月はじめのヘレス合同テストの参加さえ疑わしい。

「買収に興味を示す人たちとの交渉は続いている」と、管財人のヘンリー・シナーズは5日(月)、イギリス『BBC』に語った。「ただしテスト開始までに買い手が見つからなければ、走行に参加する金はない」

そんな中、冬季テスト参加に余念がない人物がひとりいる。ウィリアムズのテストドライバー、スージー・ヴォルフだ。彼女はバルセロナでのセッションで2015年型マシンを走らせることになっている。

5日(月)、ヴォルフはユーチューブに動画を投稿。それにはトレーニングの様子が映っている。彼女はツイッターで次のように明かした。「新車FW37を初めて走らせるまで六週間、今は体調管理と準備に集中しているの」

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