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フォーミュラEのフランク・モンタニーがドーピング陽性反応

2015年01月02日(金)11:50 am

フランスの『L’Equipe(レキップ)』は1日(木)、フォーミュラEで活躍する元F1ドライバーのフランク・モンタニーが、ドーピングテストで陽性反応を示していたことが明らかとなったと報じた。

36歳となるモンタニーは、F1でルノーやジョーダンでテストドライバーを務めた後、2006年にはスーパーアグリから7レースに出走。そして、今年から新たにスタートしたフル電動フォーミュラカーによるフォーミュラEにアンドレッティ・オートスポーツのレギュラードライバーとして参戦していた。

だが、そのモンタニーは昨年12月13日(土)にウルグアイのプンタ・デル・エステで開催されたフォーミュラEの第3戦では、前日に急きょ控えドライバーのマシュー・ブラバムにステアリングを譲ることが発表され、欠場となっていた。そしてこのほどその理由が、モンタニーがコカイン誘導体の陽性反応を示していたためだったことが明らかとなった。

『L’Equipe(レキップ)』は、モンタニーは統括団体であるFIA(国際自動車連盟)から正式な処分が通達されるまで、現在は出場停止状態に置かれていると報じている。

モンタニーも自ら非を認め、次のようにコメントしている。

「イベントの後で、僕にとって不利な結果が出るであろうテストを行う人物と会った。そのとき、僕はすぐに理解したよ。これで終わりだとね」

「僕はミスを犯してしまった。僕は有罪だよ」

フランスのテレビ局でF1解説者も務めていたモンタニーだが、この一件で彼のレースキャリアも終わりを告げることになるかもしれない。

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