7度のF1タイトルに輝いたミハエル・シューマッハが、昨年末にフランスのスキー場で転倒し大けがを負ってからほぼ1年が経過しようとしているが、そのシューマッハと個人契約を結んでいたスポンサーのほとんどが現在も契約を継続している。
昨年末のスキー事故以来、それまでシューマッハと契約を結んでいたドイツのミネラルウォーター会社であるロスバッハー、そしてファッションブランドであるネイビーブートとジェットセットが契約を解除したことが報じられていた。
だが、ドイツの『DPA通信』が報じたところによれば、実際にはロスバッハーはその後もシューマッハのスポンサーを継続しており、スイスの高級腕時計メーカーであるオーデマピゲも同様だという。
さらに、シューマッハの長年のキャップスポンサーであるドイチュ・フェルモーゲンシュベラトゥングのロベルト・パイルは、「我々は(シューマッハが)困難な状況にあるときでさえ、結束していることは明らかだ」と主張している。
これらに加え、シューマッハにとって最後のF1チームとなったメルセデス・ベンツ、ドアや門のブランドであるホーマン、それにヘルメットメーカーのシューベルトもシューマッハのスポンサーを継続している。
シューマッハのマネジャーであるザビーネ・ケームは、「私たちの構想としてあったものは、常に個人としての友情やパートナーシップを基盤とする協力関係でした。そのつながりが、今実を結んでいるのです」と語り、次のように付け加えた。
「ほとんどすべてのパートナーシップが今も続いています」