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小林可夢偉、2015年は「今なら選べる」 フォーミュラEからもオファー

2014年12月28日(日)17:39 pm

26日金曜日、小林可夢偉がDAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY(ダイカンヤマティーサイトガーデンギャラリー)にてKAMUI TVの公開収録を行った。

収録にはテレビ解説でおなじみの川井一仁氏も登場し、多くの裏話を披露した。

■2015年はどこに乗る?
ファンにとって気になるのは小林可夢偉の2015年だろう。これについて本人は「今なら選べる」として、会場に集まった100名のファンに「何がいいですか?」と問いかける場面があり、ファンからは「フォーミュラE!」「WEC!」「GT!」などさまざまな声があがった。

可夢偉本人は、「F1にこだわりたい」としながらも現状シートが空いていない現実も理解しており、某中堅チームのテストドライバーの話も進んでいたが「びっくりするような値段」だったため、2016年のレギュラーシートを狙うという。

そして、今はまだ「フォーミュラにこだわりたい」として、GTには乗らないという。

■スーパーフォーミュラは乗りやすい
先日、初めてスーパーフォーミュラに乗った可夢偉はその印象を「誰が乗っても乗りやすいと思う」と語った。

ブリヂストンタイヤとF1ピレリタイヤを比較しながら、「ピレリは1周しかもたない。少し滑らせただけでもうそのタイヤは終わるからすごく難しい」とF1ピレリタイヤで一発のタイムを出す難しさを語り、一方でスーパーフォーミュラのブリヂストンタイヤは「30~40周走ってもまだベストタイムが出る」特性ということで、F1に比べて「誰でも扱いやすい」という。

スーパーフォーミュラのエンジンパワーは、低速トルクはあるようだが、5速に入れても伸びない特性らしく、「F3みたい」だと語った。それだけF1のパワーとの差が大きいということだろう。

■フォーミュラEからオファーも
今年始まったばかりの電動フォーミュラカーのフォーミュラE。すでに可夢偉にもオファーが届いているそうだが乗るつもりはないという。理由として「スピードの遅さ」を挙げた。

出場しているレーシングドライバーのレベルは非常に高いものの、まだバッテリーなど開発途上のフォーミュラEは最高速度が200km/h超しか出ておらず、300km/hを超える大パワーのF1とは比較できないスピード差だ。

いずれにしても、F1は可夢偉にとってとても魅力的なレースのようだ。

このほか、ファンとカメラの前で様々なことを語った小林可夢偉。収録されたKAMUI TVは、本日公開予定となっている。

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