NEXT...F1開催スケジュール

ロズベルグの態度には感銘を受けたとダイムラー会長

2014年12月24日(水)14:04 pm

メルセデスAMGの親会社であるダイムラーのディーター・ツェッチェ会長が、2014年のF1最終戦アブダビGPでタイトル争いに敗れたニコ・ロズベルグの態度は、メルセデスの精神を具現化したものだったと褒めたたえた。

2014年のF1シーズンは、言うまでもなくメルセデスAMGの圧勝に終わった。チームとして初めてコンストラクタータイトルを獲得するとともに、最終戦ではルイス・ハミルトンがロズベルグとの戦いに終止符を打ち、通算2度目のF1チャンピオンの座についている。

だが、ツェッチェは、最終戦でトラブルを抱えたクルマでの戦いを強いられ、最終的にタイトルに手が届かなかったロズベルグのほうに強い感動を覚えていたようだ。

ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』が、ツェッチェが社員に向けて書いたクリスマスメッセージを紹介している。

その中でツェッチェは、アブダビGPでチームからリタイアするためにピットに戻るよう無線で指示を受けたロズベルグが、チェッカーフラッグを受けるまで走り続けさせてくれるようチームに求めたことに触れながら、次のように書いている。

「チェッカーフラッグを受けることだけが重要だったわけではない。それは行動原則にかかわるものだった。あきらめてはならない、ということだ」

「こうした姿勢は、ここ数年、一歩ずつ努力を積み重ねることでこうした結果を導きだした仲間たちにも共通するものだ」とツェッチェは付け加えている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック