NEXT...F1開催スケジュール

ベルニュ、フェラーリ入り。デ・ラ・ロサは脱退へ

フェラーリは19日（金）、ジャン-エリック・ベルニュ（元トロロッソ）のチーム加入を発表した。ベルニュには、テスト参加とマシン開発を目的としたシミュレーター作業の任務が与えられる。

これで、フェラーリが抱えるドライバーは六名となった。内訳は、正規ドライバーがキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテル。テスト兼控えのドライバーとしてエステバン・グティエレス。同じくテストドライバーのマルク・ジェネとダビデ・リゴン、そしてベルニュだ。

ペドロ・デ・ラ・ロサは、今年限りでフェラーリを離れる。チームは、過去二年にわたる彼の働きに賛意を表している。

フェラーリのマネージングディレクターでチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネは、次のように語った。「チームを代表してジャン-エリック（ベルニュ）を歓迎する。彼は、シミュレーター作業を通じて重要な貢献を果たしてくれるに違いない」「彼の加入によって開発プログラムの重点エリアは改善され、すでに強く優秀なフェラーリのプロ集団が、ますます活気づくとともに強化されるだろう」

ベルニュは、こうコメントした。「フェラーリの仲間に加わるなんて、とても光栄だ。F1でもっとも名高いチームの一員になるんだからね」「その目的は、はっきりしている。スクーデリアを表彰台のてっぺんに戻すことだ。僕は、F1のトップチーム（レッドブル）で二年にわたってシミューレーターを操り、トロロッソでは三年間F1を戦った。いまフェラーリは、再び勝利するためにものすごい努力を払っている。きっと僕の経験が生きるはずだ。スクーデリア・フェラーリのメンバーになって、さまざまな場面でティフォッシの後押しを受けるのが僕の夢だった。それが実現するのを楽しみにしている」