フェラーリで控え兼開発担当ドライバーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサが、同じスペイン出身のフェルナンド・アロンソ同様にフェラーリを去るではないかと質問されたものの、それには答えなかったと伝えられている。
フェラーリが2015年の控えドライバーとしてメキシコ人ドライバーのエステバン・グティエレスと契約したことが発表されたことで、デ・ラ・ロサもフェラーリを去ることとなり、アロンソとともにかつて在籍していたマクラーレンへ移籍するのではないかとのうわさがささやかれている。
43歳となるデ・ラ・ロサは今週、フェラーリのスポンサーであるサンタンデール銀行のイベントに出席していた。そこで『Speedweek(スピードウィーク)』から今後の去就に関する質問を受けると、「悪いけれど、そのことについて話をすることはできないんだ」と答え、次のように続けた。
「これからどうするかは分からないんだ」
「僕は、翌年にどうなるのかが分からないままクリスマスにヌガーをかじることには慣れているからね」とデ・ラ・ロサはほほ笑みながら付け加えた。
さらに、2015年には何をやりたいと思っているかとの質問に対するデ・ラ・ロサの答えは次のようなものだった。
「最高のドライバーと、F1チャンピオンと一緒にやりたいね」
だが、デ・ラ・ロサは次のように付け加えている。
「セバスチャン・ベッテルもF1チャンピオンだってことを忘れてはだめだよ」