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エンジン開発凍結ルールに“抜け穴”

2014年12月11日(木)6:32 am

F1のエンジン開発について規定したルールに抜け穴があるとドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』が伝えている。

2014年からF1のエンジンはV6ターボエンジンに変わった。各エンジンメーカーは、シーズン開幕前にエンジンの仕様を提出してホモロゲーション(認可)を取得し、シーズン中は、FIA(国際自動車連盟)が規定するルールで許されている範囲内の開発しか行えない。

今季メルセデスエンジンに圧倒的な差をつけられたフェラーリとルノーは、エンジン開発の制限を緩和するよう訴えているが、ルール変更には全チームの同意が必要なため、メルセデスAMGの反対にあって実現していない。

ホモロゲーションの期限は2月28日と思われていたが、『Speedweek(スピードウィーク)』によると、ルールにはその期限が明記されておらず、2015年シーズン通して新たにホモロゲーションを取得できるエンジンは1種類と規定されているだけだという。

これを文字通り解釈すれば、新シーズン当初は2014年のエンジンを使い、その間に2015年仕様のエンジンの開発を進め、十分開発が進んだところでホモロゲーションを取得するということも可能になる。

しかし、「FIAは、オーストラリア(開幕戦)に持ってきたエンジンがそのシーズンの“1種類”のエンジンだと主張することもできる」とj記事は推測する。

また、「FIAはこの問題を今後数週間以内に解決したいとしている」と記事は伝えている。

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