F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、2013年に史上最年少で4年連続F1チャンピオンとなっていたセバスチャン・ベッテルの今年の「姿勢」にはがっかりさせられたと認めている。
「私はセバスチャンの大ファンだ」とエクレストン。
「だが、彼の姿勢が変わってしまったように思うし、それには少しばかりがっかりさせられたね」
今季、新たにチームメートとして迎えたダニエル・リカルドにも勝てない状況が続いたベッテルは、F1が今年から導入した新たなレギュレーションを声高に批判するとともに、来年からは新たな挑戦を求めてフェラーリへの移籍を決めている。
「彼はまるで敗者のように振る舞っていたが、彼はそうじゃない。それは彼の考え方ではないよ」
F1公式シーズンレビューの序文の中で、エクレストンはさらに、ベッテルと入れ替わりにフェラーリを去ることになったフェルナンド・アロンソについても批判的なコメントをしている。
「フェラーリには非常に失望した。まるでどこかへ姿を消してしまったようだった」
そう述べたエクレストンは、次のように付け加えた。
「フェルナンドも途中で少しばかりセバスチャンのようになってしまった。だから、私は彼に対しても少々失望している」