10月に行われたF1日本GP(第15戦)決勝でのクラッシュで大けがを負ったジュール・ビアンキ(マルシャ)のその後の容体について父親が口を開き、2か月が経過した今も特段の変化は見られないと語った。
鈴鹿サーキットで作業車に激突したことにより意識不明の状態に陥ったビアンキだが、すでに四日市の病院を離れ、現在は母国フランスの病院において治療が継続されている。
ビアンキの父フィリップは、フランスの『Var Matin(ヴァール・マタン)』紙に次のように語った。
「ジュールは今も安定している」
「まだ時間と忍耐が必要だ。何か進展があった場合にはお知らせするよ」
そう語ったフィリップは、次のように続けた。
「だが、ジュールが頑張り続けている限り、私たちも強くありたいと思っている。できる限りのことはやってきた。我々は彼のそばについているし、あきらめずに、私たちの持つすべてのエネルギーを彼につぎ込んでいるよ」