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ドイツのテレビ局、2016年以降F1放送から撤退か

2014年12月05日(金)6:43 am

ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』が、F1は、主要市場のひとつであるドイツでF1の無料放送を行っているテレビ局『RTL』との契約を失うことになるかもしれないと報じている。

先週、『RTL』は「理解できないルール」や「逆効果となるような外観」によって今年のドイツにおけるF1レースの視聴者数が大きく低下したと主張していた。

今季は、ドイツ国籍を持つニコ・ロズベルグが、ドイツが誇る自動車メーカーのワークスチームで走り、最後の最後までF1タイトル争いをしていた。だが、それにもかかわらず、『RTL』によればF1レース放送の平均視聴者数は、2013年に比べて1レースあたり100万人近く減っていたという。

伝えられるところによれば、この数値は、ドイツ人ドライバーのミハエル・シューマッハがベネトンで初めてF1チャンピオンとなった1994年以降の20年間で最も低いものだったという。

そして、『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』は、『RTL』では2016年以降についてF1との契約更新を見合わせることを検討していると報じている。現在の契約による放映権料は、1年につきおよそ5,000万ユーロ(約73億8,000万円)ほどだと伝えられている。

『RTL』の広報担当であるマティアス・ボルホファーは次のように語っている。

「我々は今でも30パーセントのシェアを達成している。だが、全体的に見れば、視聴者の減少は満足できるものではない」

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