うわさによれば、今週中にもマクラーレンがフェルナンド・アロンソの加入と、来季そのチームメートとなるドライバーを発表するのではないかと言われている。
そんな中、アロンソの旧友である元F1ドライバーのロバート・クビサが、アロンソがマクラーレン・ホンダでの新たな挑戦に向けてうまく準備が整えられるよう願っていると語った。
2010年まではルノーF1チームに在籍していたクビサだが、2011年シーズン開幕前に参加したラリーでのクラッシュにより大けがを負ってF1を離脱。しかし、今ではラリーに参戦できるまでに回復している。そのクビサが、『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。
「フェルナンドの選択は興味深いと思っているんだ」
「僕は、2007年にマクラーレンやロン・デニスと過ごした経験が彼を以前よりもいいドライバーにしたんじゃないかと思っているし、その後の7年間で彼はさらに成熟している」
クビサはさらに、アロンソに代わってフェラーリへと移籍したセバスチャン・ベッテルのことにも言及しながら、次のように続けた。
「分かっていることは、彼らのどちらに関しても、メルセデスAMGとの差を縮めるのはものすごく難しいだろうということだ」
「同時に、それがF1のすごいところでもあるんだけど、内部関係者でさえ実際にどうなるかなんてはっきりとは分からないものなのさ」