レッドブルの姉妹チームとしてイタリア・ファエンツァに本拠を構えるトロロッソは、数日中にもカルロス・サインツJr.を2015年の新加入ドライバーとして発表する方針だ。
スペインの日刊スポーツ紙『Marca(マルカ)』が伝えたもの。先週末の2014年F1最終戦アブダビGPでは、ジャン-エリック・ベルニュがチームを脱退する模様だとも報じられた。ベルニュはこれまで三年、トロロッソに在籍した実績を持つ。
サインツJr.は20才のスペイン人。2014年フォーミュラ・ルノー3.5シリーズで総合優勝を遂げている。『Marca(マルカ)』紙によると、サインツJr.が、やはり新人のマックス・フェルスタッペンのチームメートとなるのは「99パーセント」確実だ。
「発表は今週中にも行われる見通し」だという。
1990年代を中心にWRC(世界ラリー選手権)で活躍したカルロス・サインツを父に持つサインツJr.は、24日(月)にもアブダビ入りし、レッドブルのテストを行う見通し。
カルロス父も息子に帯同すると思われる。
それだけではない。『Marca(マルカ)』の報道によると親子は、ポケットに新たなスポンサーを忍ばせている。トロロッソは、スペインの石油会社CEPSAから支援を打ち切られたとされる。