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フェラーリのチーム代表がまた交代か?

2014年11月23日(日)7:04 am

今年4月に、更迭されたステファノ・ドメニカリに代わってフェラーリのチーム代表に就任していたマルコ・マティアッチが、わずか7か月でその職を追われることになりそうだ。

ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』が、“内部情報に詳しい関係者”からの情報によれば、43歳のマティアッチに代わってマールボロ・ヨーロッパのマネジャーを務めるマウリツィオ・アリバベーネがフェラーリの新チーム代表に就任することになると報じている。

マティアッチは21日(金)に、フェラーリの市販車販売における北アメリカの責任者からF1の責任者へ転じて以来、もっとも衝撃を受けたのはその「激しさ、複雑さ、そしてF1には才能豊かな信じられないほど大勢いるということ」だったと語り、次のように付け加えていた。

「このスポーツのものすごいところは、世界中に基盤があり、認知度が高いことだ。そのことは私自身に関してはあまり好ましいことではないのだが、それがこの仕事をする上では重要なんだ」

「競技のレベルや攻撃性も非常に高いから学ぶことも多い。だが同時に、私は人材に対する理解というものを持ち込むことができたと思っているし、的確な人材を選択してきたと思う。そして、ここから将来に向けた組織を創造していくことになる」

マティアッチは今年、フェルナンド・アロンソの離脱とセバスチャン・ベッテル(レッドブル)の獲得を進めてきていた。だが、『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』によれば、マティアッチは来週辞職することになるという。

『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』は、「恐らく、セルジオ・マルキオンネ(フィアット・クライスラー会長/フェラーリ社長)がマティアッチの仕事に満足していなかったようだ」と指摘している。

マティアッチの後任として名前が挙げられているアリバベーネは、F1の世界ではよく知られた人物だ。フェラーリとマールボロのスポンサーシップを取り仕切っている人物であり、伝えられるところによればF1最高責任者であるバーニー・エクレストンともすでに親密な関係を築いているという。

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