ロータスに所属するフランス人ドライバーのロマン・グロージャンが、これまで自分を支えてくれたフランスの石油会社トタルが今後も自分のスポンサーであり続けるものの、これまでロータスのクルマに表示されていたロゴは2015年にはなくなってしまうと語った。
先日、来季もロータスへ残留することが正式に発表されたグロージャンだが、これまでルノーエンジンを搭載していたロータスにとって、ルノーの指定燃料サプライヤーであるトタルとの関係も強かった。だが、ロータスでは来季メルセデスエンジンに移行。これにより指定燃料サプライヤーは、ペトロナスへと変わることになる。
ロータスにはすでにパストール・マルドナードのスポンサーであるPDVSA(ベネズエラ国営石油会社)もついており、これで指定燃料サプライヤーからもはずれてしまうことになれば、トタルとロータスとの関係が薄くなってしまうのは当然の流れだ。
最終戦アブダビGP(23日決勝)が開催されるアブダビにおいて『f1news.ru』からそのことに関する質問を受けたグロージャンは、次のように答えた。
「トタルは僕の個人的なスポンサーなんだ」
「メルセデスエンジンに移行することで、彼ら(トタル)のロゴはクルマからは消えてしまう。でも、トタルは僕のスポンサーは続けてくれるよ」