今季フェルナンド・アロンソのチームメートとして5年ぶりにフェラーリに復帰したキミ・ライコネンだが、今シーズンのフェラーリF1カーになじめず、アロンソに大きく差をつけられる結果となっている。
【結果】F1第18戦ブラジルGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
2015年にはアロンソがマクラーレンへ移籍し、代わってセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がフェラーリに加入することはすでに公然の秘密として受け止められている。そして、どうやら来シーズンのフェラーリはベッテルとライコネンという組み合わせになることがほぼ確定のようだ。
ライコネンは、ブラジルGPが開催されたインテルラゴスでは、6位となったアロンソに続く7位でフィニッシュしていた。フェラーリのチーム代表であるマルコ・マティアッチは、そのライコネンのブラジルでのパフォーマンスを高く評価する発言をしている。
イタリアのメディアは、マティアッチがブラジルでのライコネンは「素晴らしかった」し、「非常に積極的だった」と語るとともに、次のように続けたと報じている。
「キミは素晴らしいプロフェッショナルだし、うまくやるためにプレッシャーをかけてやる必要などないんだ。我々はともに非常にうまくやっているし、ライコネンは最高レベルのドライバーのひとりだよ」
「我々は一緒に一歩ずつ将来を築き上げているところだ」とマティアッチは主張した。