フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、新型「クロスポロ」を6日(木)に発売した。価格は275万円となる。
今回のモデルチェンジで3世代目となる「クロスポロ」にはアイドリングストップ機能などの効率化システムが採用されたほか、ベースモデルの「ポロ」同様に先進安全装備の導入を拡大。さらに、LEDポジションランプ付バイキセノンヘッドライトや自動追従走行も可能なクルーズコントロールシステム、純正ナビゲーションシステムなどのセットオプションも充実化され、ユーザーのニーズや好みへの対応幅が広げられている。
エクステリアでは、フロントとリヤに専用のバンパーが設けられたほか、サイドスカート、シルバー塗装のドアミラー、ホイールハウスとボディー側面に取り付けられたエクステンショントリムなど、個性的なSUVテイストを演出するアイテムが標準装備される。また、ボディーカラーは 2色の新色を含む全5色を設定。歴代「クロスポロ」のテーマカラーであった「オレンジ」は、従来のポップな色調から落ち着いたトーンの「ハニーオレンジメタリック」へと変わっている。さらに、ボディー色にあわせてカラーコーディネートされた3種類のインテリアも新たに導入された。
搭載されるエンジンは、ベースモデルの「ポロTSIコンフォートライン」と同じ1.2リッター直列4気筒DOHCとなり、これに「クロスポロ」としては初めて、アイドリングストップ機能とブレーキエネルギー回生システムで構成される「ブルーモーションテクノロジー」を採用。これにエネルギーロスの少ないDSGトランスミッション(7速)を搭載することで、ダイナミックな走りとともにJC08モード燃費は前モデルに比べて約16%向上する21.9km/Lを実現している。
<新型「クロスポロ」の概要>
駆動方式:FF
ハンドル位置:右
ドア数:4
エンジン:1,197cc直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ)
最高出力:66kW(90ps)/4,400-5,400rpm
最大トルク:160kW(16.3kgm)/1,400-3,500rpm
トランスミッション:7速DSG
燃料消費率:21.9km/L(JC08モード)
【専用装備】
・フロント&リヤバンパー
・ホイールハウスエクステンション
・シルバードアミラー
・シルバールーフレール
・ボディー色とカラーコーディネートされたファブリックシートとドアパネル(3種類/ベージュ、レッド、グレー)
・215/40R17アルミホイール(10スポーク)
【価格】
275万円