「レースでは何が起こるか分からない」／フェラーリ、F1アメリカGP2日目
サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われたF1アメリカGP2日目を終え、フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンがコメントを行った。
【結果】F1第17戦アメリカGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■フェルナンド・アロンソ「決勝では2回ストップは避けられない」
フリー3／5番手
予選／6番手
「いい予選だったと思うよ。僕の上にいるクルマのタイムを見れば、これ以上のことができたとは思えないしね」
「ここへ来る前に、パワーユニットの交換を検討したんだ。でも、すでに使ったものと交換することにしたからピットレーンスタートになることは避けられた。過去何年かと比べると路面はかなりよくなっているし、グリップも増した。でも、同時にデグラデーション（タイヤの性能低下）は大きくなっている。だから2回ストップは避けられないね」
「昨日から今日にかけて温度が下がったし、明日は風向きが変わることも予想されている。でも、そうした要素が戦略に影響を及ぼすとは考えていないよ。レースは長いし、信頼性の問題も含めて何が起こるか分からない。特に今季はそういうことがよく起こるからね」
■キミ・ライコネン「フロント側の問題を解決できていない」
フリー3／9番手
予選／9番手
「昨日よりも今日のほうがクルマの挙動はよくなっていたし、バランスにもまずまず満足できたよ。それでも、うまくラップをまとめあげてもっと上位で予選を終えることはできなかったけれどね」
「いくつかの理由により、僕たちはフロント側の問題を解決しきれていないんだ。サーキットのすべての区間においてクルマはかなりアンダーステアを引き起こして滑りやすくなる傾向がある。残念ながら、これによってできることが限られてしまうし、理想的な状態とは言えないね」
「でも明日のレースでは、いつものように、今のクルマから最大限の力を引き出せるようベストを尽くしていくよ。頑張り続けて、少しずつ改善を進めていけば、きっとそのうち解決策も見つかるはずだからね」
