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アウディ? ロータス? ふくらみ続けるアロンソのうわさ

2014年10月27日(月)19:15 pm

いまだに今後の去就が不透明なフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)だが、ロータスの主要スポンサーがそのうわさにさらに拍車をかけた。

F1関係者の中には、すでにアロンソとフェラーリの契約はすでに解除されることで確定していると見ているものが多く、来季のフェラーリのラインアップはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)とキミ・ライコネンで確定だと考えられている。

アロンソに関しては、2016年にはメルセデスAMGへと移籍することをもくろんでおり、そのためにマクラーレン・ホンダと1年だけの契約を締結するか、あるいはそれがかなわない場合は1年間の休養をとることになるか、選択肢はそれしか残されていないのではないかとうわさされている。

だが、そう単純な話では終わらないかもしれない。

スペインの『Marca(マルカ)』は、フェラーリによるドライバーに関する発表が遅れているのは、フェラーリがアロンソのシートをベッテルに明け渡させるためには、アロンソに対し残りの契約期間分の補償として5,000万ドル(約54億円)を支払う必要があるためだと報じている。

そして、最新のうわさは、フェラーリの前チーム代表であるステファノ・ドメニカリが加わることになったアウディでは、今後ル・マン24時間レースを有することで知られるWEC(世界耐久選手権)から撤退し、2015年にはアロンソを中心としたF1チーム立ち上げにかかることになるというものだ。

アウディの広報担当者は、フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』に対してこうしたうわさを否定し、次のように語った。

「こうしたうわさはもう何年もささやかれ続けてきている。今回も何の根拠もない憶測に過ぎない」

「我々はWEC、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)、そしてGT(ツーリングカー選手権)への参戦を行っている。そして2015年にはアウディ・スポーツTTカップもプログラムに加えられることになっている」

一方で、ロマン・グロージャンとの2015年の契約締結がほぼ本決まりだとされているロータスだが、その主要スポンサーであるエナジー飲料メーカーのバーンが、アロンソのうわさにまた一石を投じている。

バーンは、24日(金)にその公式ツイッターアカウントにアロンソがロータスのドライビングスーツを身に着けた画像を掲載し、「アロンソが黒と金のスーツを着たらカッコいいと思うんだけど、どう?」と冗談めかしたツイートを行っている。

このツイートだけを見れば、冗談だろうと笑ってすまされそうだ。だが、少し前には、財政的に苦しいロータスにカナダの実業家が資金投入を行い、元ルノーのチーム代表であったフラビオ・ブリアトーレとともに、かつてルノーで2度F1チャンピオンに輝いたアロンソをエンストンに呼び戻そうとしているとのうわさがささやかれていたのも事実だ。

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