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セルジオ・ペレス「フォース・インディア残留が第一希望」

2014年10月22日(水)15:48 pm

数日前にニコ・ヒュルケンベルグの2015年残留を正式に発表したフォース・インディアだが、もうひとりのドライバーであるセルジオ・ペレスの残留も近いうちに発表されることになるかもしれない。

フォース・インディアでは、ヒュルケンベルグの残留を正式発表した際、その声明の中でペレスに関しては一言も触れていなかった。

現在、ロシュフランとクラロというメキシコ企業スポンサーをフォース・インディアに持ち込んでいるペレスは今週、『PA Sport(PAスポーツ)』に対し、2015年の契約問題を解決することが「最重要課題」だと次のように語った。

「そろそろ今年も終わりに近づいているし、来週か、そのあたりには僕の将来も確定すると思っている」

昨年、ザウバーから名門マクラーレンへ移籍したものの、わずか1シーズンでそのシートを失い、今季フォース・インディアへと移籍していたペレスは、来年もフォース・インディアにとどまりたいと考えていることをほのめかしている。

「僕がチームの中で自分の存在価値を確立できたのは2012年のザウバーのときだけだったし、同じことをここ(フォース・インディア)でもやりたいと思っているんだ」

来季から母国メキシコでのF1グランプリが復活することになっているだけに、ペレスとしてもできれば慣れたチームでシートを確保しておきたいところだろう。

だが、ペレスにとって少々不利な条件となると考えられているのが、これまで彼のレースエンジニアを務めていたジャンピエロ・ランビアーゼが来シーズンはレッドブルへ移籍することが決まっていることだろう。ランビアーゼはベッテルの後任となるダニール・クビアト(現トロロッソ)の担当エンジニアになると考えられている。

「いい関係を築いてきたエンジニアを失うのは、いつだって打撃だよ」

そう語ったペレスは、次のように付け加えた。

「でも、僕には誰とでもうまくやれるだけの十分な経験があると信じているよ」

ペレスは、今季ここまで47ポイントを獲得しているが、76ポイントを獲得しているチームメートのヒュルケンベルグには29ポイントもの差をつけられている。

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