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ライコネン、2016年までフェラーリで走る可能性も

2014年10月17日(金)17:46 pm

現在、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の去就に関する推測がメディアに登場しない日はないほどの状況となっている。そんな中、フェラーリのもうひとりのドライバーであるキミ・ライコネンは泰然自若たる面持ちだ。

アロンソがフェラーリを離脱するであろうことは、すでにF1関係者の間では公然の秘密であると認識されているが、13日(月)に正式にフェラーリを離れたルカ・ディ・モンテゼモーロが、アロンソが移籍することになると認める発言を行った。

アロンソがフェラーリ離脱を決めた理由のひとつとして、モンテゼモーロはアロンソが「再びF1タイトルを獲得するまで待ち続けることができない年齢」に達しているからだと説明している。

だが、モンテゼモーロに代わって新たにフェラーリ社長の座についたフィアット・クライスラーの最高責任者セルジオ・マルキオンネは、フェラーリには「勝つために全力を尽くさなければならないし、すぐにそうしなければならない」と主張している。

マルキオンネは『Autocar(オートカー)』に対し、「私はやるべきことをやるよ。我々は失敗するかもしれない。だが、我々には失うものなど何もない。そうだろう? 危険も冒さないとね」

そのコメントが、アロンソの後任ドライバーであると考えられている4年連続F1チャンピオンのセバスチャン・ベッテルの耳に心地よく響いているかどうかについてはいろいろ意見もあるようだ。

だが、現時点において、フェラーリはアロンソの離脱についても、ベッテルの加入についても、いまだに何の発表も行っていない。

フェラーリの広報担当者は、スペインの『AS』に対して「ニュースはないよ。新たに報告するようなニュースは何もない」と語っている。

一方、17日(金)に35歳の誕生日を迎えたばかりの現役最年長F1ドライバーであるキミ・ライコネンは、今季のフェラーリF1カーになじめず、ここまで思うような成績を残すことができていない。

だが、ライコネンはこのまま少なくとも2015年はフェラーリにとどまることが確実だと見られいる。

そのライコネンは、さらに長くフェラーリにとどまることになる可能性を示唆しながら、『CNN』に次のように語った。

「僕には来年の契約があるし、多分それに加えてあともう1年契約を延長することになるんじゃないかな」

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