スペインのメディアが、キミ・ライコネン(フェラーリ)が日本GP(第15戦)を終え、東京からモスクワへと向かう便の中で酒を飲み過ぎて自制心を失い暴れていたと報じたが、これに対してフィンランドのジャーナリストが反論を行った。
ライコネンの母国フィンランドのテレビ局『MTV3』でF1解説者も務めるオスカリ・サーリは、スペインの新聞はライコネンが使った航空便の情報さえ正確につかめていないと指摘。
実際のところライコネンは日本でのレースを終えた後、東京からモスクワへ向かったのではなく、名古屋からヘルシンキへと向かっていたことを明らかにしている。
サーリは、なぜなら自分も同じ飛行機に乗っていたからよく知っているのだとし、次のように付け加えている。
「彼(ライコネン)は座って、眠っていたよ。私は彼がその後一度でも目を覚ましたかどうかさえ覚えていない」