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F1ロシアGP開会式、どうかF1スタッフは静粛に

2014年10月12日(日)15:36 pm

本日(10/12)決勝が行われるF1第16戦ロシアGP開会式で、ドライバーとチームスタッフに、国歌が流れる際は静粛を保つよう命令が下った。

イギリスからの報道によると、通達を出したのはバーニー・エクレストン。いかにウラジーミル・プーチン ロシア連邦大統領と懇意の仲とはいえ、F1史上「かつてない」措置だ。

エクレストンが経営するFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)から各チームに送られたEメールには、国歌が流れたらグリッド上で「ぜったいに音を出しては」ならないと記されている。

「数あるスポーツの中で、F1はもっとも国歌に対して非礼だといわれている。F1ファンはもとより一般市民、政治団体からも苦情が来ており、もはや無視はできない」のだ。

ドイツ『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』紙は、決勝グリッドにプーチン大統領が姿を見せると伝えている。ロシアGP初開催を祝っての訪問だろうが、国際的に議論の的となっている政治家だけに、サーキットには厳戒態勢が敷かれるほか、大統領には三十人の護衛が付くという。

同紙はまた、レース後の表彰式でトロフィーを渡すプレゼンター役を務めるかもしれないとも報じた。その際、表彰台は「防弾ガラス」に守られる。

これとは別にF1ドライバーたちからは、三重県の病院で怪我と戦っているジュール・ビアンキ(マルシャ)のためにグリッド上で祈りの時間を設けるよう要請が出されているという。

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