フェラーリでは、数年のうちにはまた新たな社長を探さなければならないことになりそうだ。
フェラーリを傘下に置くフィアット-クライスラーの最高責任者であるセルジオ・マルキオンネが、10月13日(月)から正式にルカ・ディ・モンテゼモーロに代わってフェラーリの社長を兼任することになる。
だが、現在62歳のマルキオンネは、『Bloomberg(ブルームバーグ)』に対し、現在の任期が満了する2018年度が終われば、その後は自分が「何かほかのことをするであろうことは間違いない」と語り、次のように付け加えた。
「それ以後また立ち回るつもりはないんだ。私は終わりだ。誰か、若手に任せることにするよ」
モンテゼモーロ辞任後のフェラーリには、フィアットの創設者一族のひとりであり、現在イタリアのセリエAに所属するユヴェントスの会長を務めるアンドレア・アニェッリが、新たな責任者として就任するのではないかとのうわさもささやかれている。