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ケータハムの資産差し押さえトラブルはひとまず解決か

2014年10月04日(土)7:02 am

小林可夢偉が所属するケータハムに対して資産差し押さえ命令が出されていた問題は、解決に向かっているようだ。

F1日本GP(5日決勝)前の10月1日(水)にイギリスの高等裁判所が、リーフィールドにあるケータハムのファクトリーの資産差し押さえ命令を出した。

その後イギリス高等裁判所は、「急速な事態の変化」から、差し押さえた資産の競売が中止される可能性があるとしている。ここから、負債に対して必要な支払いが行われたのではないかと見られている。

可夢偉はこの問題について鈴鹿サーキットで次のように話している。

「今のところイギリス(のファクトリー)とコミュニケーションがとれていると思います」

「だから会社は大丈夫みたいですね。でも、実際のところについては知りません」

■マルシャに新リザーブドライバー

ケータハムと10位争いを展開しているマルシャは、新たに契約したドライバーから資金を獲得したようだ。

現在フォーミュラ・ルノー3.5シリーズに参戦している23歳のイギリス人、ウィル・スティーブンスが、マルシャのリザーブドライバーとして契約した。

スティーブンスは当初日本GPフリー走行1回目に出走する予定だったが、チーム代表のジョン・ブースによると「書類上」の問題で延期になったという。しかし、「フリー走行1回目に何度も参加」する予定だとマルシャは発表している。

イギリス各紙は、スティーブンスが出走ごとに相当額を支払うと伝えている。その額は出走1回につき、『Times(タイムズ)』紙によると15万ポンド(約2600万円)、『Mirror(ミラー)』によると20万ポンド(約3500万円)である。

スティーブンスは2015年の正ドライバー候補と見られており、シートが危うくなると思われるのが同じイギリス人のマックス・チルトンだ。

しかし、チルトンは次のように語っている。

「ウィルのことはよく知っている。仲のいい友人だから、すごくうれしいよ」

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