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無線メッセージ制限はまったくナンセンスだとトロロッソのボス

2014年09月23日(火)17:45 pm

先週末のF1シンガポールGP(第14戦)での話題のひとつが、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が、無線を通じてドライバーに対して「パフォーマンス」に関係する内容を含んだメッセージを伝えることを禁止したことだった。

【結果】F1第14戦シンガポールGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

しかし、実際にこのルールを運営する上ではいまだ不透明な部分も多く、事実、レース後にはマクラーレンがレッドブルに対して、無線でダニエル・リカルドに対して違法な暗号によるメッセージを伝えていた可能性があると指摘する状況も発生していた。

当初FIAがこの禁止措置を打ち出したとき、各チームから多くの疑問点が提示され、FIAではシンガポールGP開幕の直前にその一部を見直し、禁止内容を詳細に発表するという状況となっていた。

そのシンガポールにおいてこの新たな無線連絡制限ルールに対し、最も強く反対の声を上げていたのが、レッドブルのジュニアチームであるトロロッソのチーム代表、フランツ・トストだった。

オーストリア出身のトストは、次のように語っていた。

「私に言わせれば、これはまったくナンセンスだ。ほかのどんなスポーツでもそういうことは当たり前だ。サッカーの監督がサイドラインのところから選手に情報や指導を与えているようにね」

「今回の(ルール)変更は明らかに不必要なものだし、その理由がいまだに分からないね。なぜなら、こうした情報はテレビの前の視聴者にとっても面白いものであるはずだからだ」

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