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F1最大のスポンサー、サンタンデール銀行の会長が急死

2014年09月10日(水)20:12 pm

F1最大のスポンサーであり、スペイン最大手のサンタンデール銀行会長エミリオ・ボティンが死去した。79歳だった。

サンタンデール銀行の広報担当者は、ボティンが9日(火)夜にマドリードで死去したと発表。イギリス『BBC』は、死因は心臓発作と伝えた。

サンタンデール銀行は、フェラーリの最大のスポンサーであり、スペイン人ドライバーのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)を強くバックアップしてきた。

フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモーロは10日(水)に次のような声明を出した。

「最も熱狂的なファンであった彼をフェラーリが忘れることはないだろう。われわれがサンタンデールからこれほど大きな支援を得られたのは、彼のおかげだ」

サンタンデール銀行は、2007年にアロンソが加入した年からマクラーレンのスポンサーも続けている。

ボティンの訃報にマクラーレン最高権威のロン・デニスは、「ショックを受け、悲しんでいる」と次のように述べた。

「彼はモータースポーツを愛していた」

「世界は偉大な人物を失った」

『Financial Times(ファイナンシャル・タイムズ)』は、ボティンの娘でサンタンデール英国部門CEOのアナ・パトリシア・ボティンが会長職を引き継ぐのではないかと伝えている。

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