NEXT...F1開催スケジュール

ウィリアムズ、来季もボッタスとマッサの続投を正式発表

2014年09月07日(日)18:22 pm

ウィリアムズが7日(日)、2015年も現在のドライバーラインアップであるバルテリ・ボッタスとフェリペ・マッサという体制を継続することを正式に発表した。

昨年まで8年間在籍したフェラーリを離れて今季ウィリアムズに加入したブラジル人ドライバーのマッサは、F1オーストリアGP(第8戦)で2012年以来となるポールポジションをウィリアムズにもたらしていた。また2010年にウィリアムズのテストドライバーとしてF1キャリアをスタートさせたボッタスは2013年にレースドライバーに昇格。今季はここまで2位2回、3位2回と合計4度の表彰台フィニッシュを達成し、名門ウィリアムズ復活の原動力となっている。

今回の正式発表にあたり、マッサ、ボッタス、そしてチーム創設者であるフランク・ウィリアムズがそれぞれ次のように語った。

フェリペ・マッサ
「ウィリアムズ・マルティニ・レーシングでの生活をすごく楽しんでいるし、すっかり落ち着いたと感じている。モーターレーシングの世界ではウィリアムズという名前は非常によく知られているし、このチームで走ることができることを大きな誇りに感じている」

「今季は僕たちの本当の力を示すことができ始めているし、僕が運転するクルマは本当に力強く、シーズンが進むにつれてさらに改善されてきている。これは今後に向けて非常に勇気づけられるものだ。シーズン後半も頑張り続けることが重要だ。そうすれば2015年は本当に素晴らしい勢いを持ってさらにいい結果を残せるだろう」

バルテリ・ボッタス
「僕はウィリアムズで5年目を迎えている。その間チームとともに開発に携わってこられたことをうれしく思っている。今季はチームとして非常に印象的な進展を見せているし、僕もチームの一員として、チームが正しい方向へ進んでおり、今後も競争力を持ち続けることができるという自信を持っているよ」

「フランク(ウィリアムズ/チーム代表)とクレア(ウィリアムズ/チーム副代表)はこれまで僕に大きな信頼を寄せてくれたし、今後もその関係が継続することを僕も非常にうれしく思っている。フェリペと僕はすごくいい関係にあるし、こういう早い時期に発表されたことで2人とも現在開発が継続されているFW36(2014年型車)やFW37(2015年型車)の開発も進めやすくなると思う」

フランク・ウィリアムズ(チーム代表)
「フェリペとバルテリが2015年にもウィリアムズでレースすることを発表できてうれしく思っている。フェリペは純粋な速さと豊かな経験を持ち合わせており、一緒に仕事ができることを光栄に思っている。バルテリに特別な才能があることは何年も前から分かっていたし、今年彼にFW36を与えることができたことで、その技術の高さを示すことができている」

「2014年にはチームとして大きな改善ができているが、ドライバーたちの技術や、彼らからのフィードバックがその上で重要な役割を演じたことは明らかだ。今回の発表により、2015年も我々は非常に安定した年を迎えるだろう。だが、もちろん我々としては今シーズンの残り7レースに向けて、FW36の可能性を最大に発揮できるよう集中していくことになる」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック