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グロージャン、モンツァで乗るロータスは「最低」

2014年09月06日(土)21:04 pm

今週末のF1第13戦イタリアGPで大苦戦中のロマン・グロージャン(ロータス)が、マシンを酷評している。

不振のチームから脱退を考えているというグロージャンだが、無理もない。金曜と土曜のフリー走行で2台のケータハムとブービー賞を争うありさまで、今季最悪の状態だ。

「モンツァでは、速さでマルシャに負けると思っていた」と、ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』、フランス『Auto Hebdo(オート・エブド)』両誌に語るグロージャン。

「彼らのフェラーリエンジンは進歩したよ。Q2進出は難しい」

「僕らは開発プログラムで遅れをとっている」というグロージャン。「マシンの冷却に時間と金をかけすぎて、性能が二の次になった」

ブラジル『Globo(グローボ)』紙は、グロージャンのこんな発言を伝えている。「モンツァのロータスは僕の人生で最低のクルマだ。間違いないよ」

「問題は空力の安定性だ。今年中に100パーセント解決するのは不可能だね」

F1の公式タイヤ供給会社ピレリについても、グロージャンは手厳しい。「去年が硬すぎたというのに、今年もなんだ」

この点では、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)も同意見だ。「まるでコンクリートみたいなタイヤだよ」

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