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パワーが初タイトル。優勝はカナーン、琢磨は6位/インディカー最終戦(フォンタナ)

2014年08月31日(日)15:24 pm

インディカー・シリーズの今季最終戦(第18戦)がカリフォルニア州フォンタナのオートクラブ・スピードウエイで、現地時間8月30日(日本時間8月31日)に行われ、トニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング)が今季初優勝を飾った。このレースを9位で終えたウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が初のシリーズ・チャンピオンに輝いている。

パワーは、このレース前までランキング2番手のエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)に51ポイント差をつけてランキングトップに立っていた。カストロネベスがポールポジションを獲得し、ポイント差を50ポイントに縮める一方、パワーは予選でミスを犯し21番手という苦しい位置から250周で行われる決勝をスタートすることに。

カストロネベスが優勝した場合には7位以内でフィニッシュすることがパワーのタイトル獲得の条件という元でスタートしたレースだが、パワーは長いレースで着実に順位をばん回し、終盤に差し掛かるころには一時トップに立つ。チームメートでありタイトル争いのライバルであるカストロネベスがペナルティーを受けて順位を下げたこともあり、最後はペースを落としながら9位でゴール。2008年に現在のインディカー・シリーズに参戦を開始して以来7年目にして初のタイトルを獲得するとともに、名門チーム・ペンスキーに2006年以来となる通算13回目のタイトルをもたらした。

元F1ドライバーであり、現在唯一の日本人インディカー・ドライバーの琢磨は予選4番手からナイトレースとして開催されたオーバルコースでの決勝をスタート。一時期は中団まで順位を落とすものの、レース後半に再び順位を上げて6位で最終戦を終えている。琢磨の2014年シーズンランキングは18位だった。

<インディカー最終戦(フォンタナ)のトップ3ドライバー>
優勝 トニー・カナーン(チップ・ガナッシ・レーシング)
2位 スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)
3位 エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)
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※6位 佐藤琢磨(AJフォイト・レーシング)

<2014年インディカー・シリーズ、ランキングトップ3>
1位 ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)/626ポイント
2位 エリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)/575ポイント
3位 シモン・パジェノー(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)/545ポイント
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※18位 佐藤琢磨(AJフォイト・レーシング)/294ポイント

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