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アロンソがレッドブルと接触か。フェラーリは来季もドライバー体制継続を主張

2014年08月27日(水)17:58 pm

フェラーリのチーム代表であるマルコ・マティアッチが、フェラーリでは来季も現在のドライバーラインアップを維持するとの主張を繰り返した。だが、それによってフェラーリドライバーの去就に関するうわさが収まることはなさそうだ。

F1ベルギーGP(第12戦)が開催された先週末のスパ・フランコルシャンにおいて、イギリスの『Sky(スカイ)』が、フェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンの2人はどちらも来季また赤いレーシングスーツを身にまとってフェラーリから出走することになると語ったマティアッチの言葉を伝えたことをきっかけに、再びこの話題がメディアをにぎわせることとなった。

現在、3回目のF1タイトル獲得に手が届かないまま5年目を迎えたフェラーリに対し大きな不満を抱いていると伝えられるアロンソについては、とりわけ今後の動向が注目される状況となっている。

『Sky(スカイ)』の報道を受け、スペインの日刊紙である『Marca(マルカ)』のマルコ・カンセコ記者から、アロンソとライコネンが2015年も引き続きフェラーリに在籍することを「確約」できるかとの質問を受けたマティアッチは、次のように答えた。

「そうして欲しいのであれば、私は彼らのことについて確約することができる」

「2人とも契約があるし、彼らは2人とも我々にとってベストなドライバーだということ以外、この問題についてはそれほど語ることはないよ」

フェラーリでは、母国レースとなる次戦イタリアGP(9月7日決勝)が開催されるモンツァにおいてこれまでしばしば公式発表を行ってきている。だが、今年のイタリアGPは確実に「シリー・シーズン」のうわさの温床となりそうだ。

例えば、先週末のスパでは、昨年4年連続でF1チャンピオンとなったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、来季からホンダと手を組むマクラーレンに引き抜かれるのではないかとのうわさもささやかれる中、アロンソと彼のマネジャーがレッドブルのモーターホームへ入っていくところが目撃されていた。

カンセコ記者は、このアロンソのレッドブル訪問について、かつてルノーに在籍し、現在はレッドブルのエンジニアリング責任者を務めるポール・モナハンがアロンソに自分の息子のためにTシャツにサインをして欲しいと頼んだためだというのが表向きの説明だとしている。

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