オランダの元F1ドライバー、ヤン・ラマースは、16才の新星マックス・フェルスタッペンの来季F1昇格に太鼓判を押す。
ラマースと同じくオランダのF1経験者、ヨスを父に持つフェルスタッペン。カートから一足飛びにF3で大活躍、先日レッドブルの若手ドライバー育成プログラムに組み込まれたばかりだ。
オランダ『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙は、先日からフェルスタッペンの2015年トロロッソ入りをたびたび報じている。
それも、今週末のF1第12戦ベルギーGP前に発表されるというのだ。
それが本当なら、来年3月でようやく17才に達するフェルスタッペンは、F1の歴史で最年少グランプリドライバーとなる。
ラマースは次のようにいう。「年齢なら問題ない」
「マックスは4才にしてすでにカートに乗っているんだ。F3からF1転向だって別にむちゃな話ではない。アラン・プロスト、キミ・ライコネン(フェラーリ)、それにこの私だって経験済みだよ」
「マックスはもっとも優秀なドライバーであることを忘れてはならない」
「17才はとても若いけれども、大人への成長には個人差があると思う。自分のことを思い返してみると、17才当時の私はF1に上がる準備などまったくできていなかった」
「もちろん、F1を知り尽くしたヨスというよき父がいるのは大きいよ」