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マクラーレン-ホンダのドライバー候補の一角に山本尚貴の名前

2014年08月08日(金)17:49 pm

現在F1では夏休みを迎えているが、ヨーロッパでは来シーズンからマクラーレンとコンビを組んでエンジンメーカーとしてF1復帰を果たすホンダに関する新たなうわさがささやかれている。

それは、2015年からマクラーレンに対してワークスエンジンを供給することになるホンダが、日本人ドライバーを起用することを考えているのではないかというものだ。

そのドライバーとは、現在スーパーフォーミュラやスーパーGTで活躍する山本尚貴だ。日本のトップフォーミュラカテゴリーであるスーパーフォーミュラの2013年シーズンのチャンピオンであり、ホンダエンジンと関係の深いチーム無限でドライバーを務める山本が、日本のテレビ局に対して自分がマクラーレン-ホンダの一員となることは「不可能なことではない」と発言したと伝えられたことで、このうわさがひろまったようだ。

山本は現在26歳。子供のころからカートを始め、日本F3などを経て2010年に中嶋レーシングから現スーパーフォーミュラの前身であるフォーミュラニッポンにデビュー。翌年からチーム無限に移籍し、シリーズ参戦4年目となる昨年チャンピオンに上り詰めた。やはり2010年からチーム国光や童夢レーシングからスーパーGT500クラスへもエントリーしている。

2015年のマクラーレンのドライバーについてはさまざまな推測が飛び交っている。フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)といったドライバーと交渉しているとのうわさもある中、現在のラインアップであるジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセン体制が継続される可能性もある。

このほか、現ケータハムの小林可夢偉や、マクラーレンの育成ドライバーであるベルギー人若手ドライバーのストッフェル・ファンドールネ、さらにホンダとマクラーレンの協力体制によりF1の下位カテゴリーであるGP2にファンドールネとともに参戦している日本の伊沢拓也などにも可能性があるのではないかと言われている。

さらに、最近ではアメリカのインディカーで活躍するフランス人ドライバーのシモン・パジェノーもマクラーレン-ホンダのテストドライバーを目指しているとも報じられている。

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