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【フォーミュラ-E】電気自動車のF1、フォーミュラ-Eは『走る実験室』 アグリ、テレ朝に登場

2014年08月01日(金)13:58 pm

元F1ドライバーで、スーパーアグリとしてF1チームでも参戦していた鈴木亜久里が1日、六本木のテレビ朝日でフォーミュラEの撮影、記者会見に挑んだ。

【動画】アラン・プロスト、フォーミュラEへの期待をロンドンでの発表会で語る

■テレ朝「GETSPORTS」でも連続放送
電気自動車のF1と期待されているフォーミュラEは、テレビ朝日系列の地上波・BS朝日・CSテレ朝チャンネルで独占生中継することが決まっており、GETSPORTSの連続企画として8月10日(日)から放送予定(BSでも放送予定)されている。

■電気自動車のF1は、「走る実験室」だ
フォーミュラEについて質問された鈴木亜久里は、「1960年代にホンダが『走る実験室』としてF1に参戦していた時に似ている」と語り、「50年後は間違いなく化石燃料(ガソリン)で走るクルマはなくなる」と、まさに21世紀における次世代電気自動車の『走る実験室』との位置づけだと語った。

■「クリーンで先進的」、先見性ある世界中の企業が続々参戦、「大型電機店も参戦できる!」
フォーミュラEは「一般の自動車に近いクリーンなレース」で、音も排ガスも無く、タイヤ交換も必要ない。一般車に応用可能な技術が詰まった、エコな次世代レーシングカーのため、先見性を持ちチャレンジ精神旺盛な世界中のメーカーや企業が続々と参戦を決めている。
残念ながら日本の自動車メーカーを含む日本企業は現時点で「まだひとつも決まっていない」ということだが、フォーミュラEはエンジンではなく「電池とモーター」で走るため、「電池」や「モーター」の技術開発が得意な企業、電機関連メーカー、街の大型電機店も参戦する意義があると力説した。自社の優れた技術を世界中のメディアを通じて一気にアピールできるチャンスでもあり、今後の日本企業の海外展開やブランドバリューにも一役買いそうだ。

■世界10都市で開催、観光都市のPRにぴったり
開幕戦は9月13日(土)の中国・北京から始まり、来年6月27日(土)のイギリス・ロンドンまで、初年度は全10戦を世界中の市街地で開催する。全レース市街地開催を実現した「先進的でクリーンな」フォーミュラEは、まさに世界に向けてPRをしたい観光都市としてはぴったりなイメージだろう。

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