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【パート1】小林可夢偉が帰国、F1日本GPに向けて日本橋「三重テラス」で記者会見、明日は尼崎

2014年07月31日(木)20:32 pm

F1第11戦ハンガリーGPを終えたばかりの小林可夢偉(ケータハム)が、東京メトロ三越前駅と直結している三重県のアンテナショップ「三重テラス」(東京・日本橋)でF1記者会見を行い、F1日本GPへ向けて「最大限の努力をしたい」とこれまで通り100%の力で挑む。

【写真ギャラリー】小林可夢偉、F1日本GP3位!初表彰台でトロフィーを掲げる

■鈴鹿サーキットでは全員に応援フラッグ配布
2年ぶりに戻ってくる可夢偉を全員で応援しようと、鈴鹿サーキットが入場者全員に応援フラッグを配布。また決勝レース前のドライバーズパレードでは、可夢偉のスペシャルラップもある。

日本GPについて聞かれた可夢偉は「1年に一度の日本GP、日本のファンの前では気持ちが高ぶる。応援が力になるのは2012年に証明できた。世界でもトップ3に入るサーキットで走れるのは楽しみ」と語った。

■ゲストはマンセル、ウィリアムズ・ホンダFW11でデモ走行
また、可夢偉の走りを絶賛するあのナイジェル・マンセルが20年ぶりにゲストとして来場、決勝レース前には1986年のウィリアムズ・ホンダFW11を駆り、ホンダV6ターボエンジンで鈴鹿サーキットを駆け抜ける。トークショーでは可夢偉との対談も行われる。

■レースを観る時はビール片手に予想。やっぱりレースで勝負が楽しい
2012年の日本GPはF1初表彰台を獲得しまるでコンサート会場のような「可夢偉コール」で一体感が生まれた。この時のレースが、ファンと新スポンサー「麻衣ちゃん」の心を動かしたのは間違いない。
しかし昨年はF1でシートを失いWEC(世界耐久選手権)に参戦していたため、F1日本GPへはゲストとして来場。そのときは、「気楽に見ていた、特別な感情もなかった」という。

レースをする楽しみと観る楽しみは?と質問されると「観るときは野球と一緒で、ビールでも飲みながら順位予想して好き勝手な事を言いながら観ているのが楽しい」と記者の笑いを誘うように語ったが、「レースをして極限状態で戦っているのが楽しい」と語る場面は、もう一度F1で戦う決意をしたレーシングドライバーの表情に変わった。

■好きなコーナーは可夢偉応援席の前「S字」
好きなコーナーを聞かれると「難しいのが好き」というS字(3~6コーナー)を挙げた。ちょうど現在発売されている可夢偉応援席の前だ。「1つのコーナーで0.1秒タイムを削るとS字全体で0.4秒くらい削れる」、リズムが大切なS字では最初のコーナーでリズムが崩れると「0.5秒は落ちる。難しいコーナーが好き」だという。可夢偉応援席の前で、リズム良く駆け抜けられるよう応援しよう。

■明日は尼崎でトークショー
8月1日は地元の兵庫県尼崎市を表敬訪問し、「あまがさきキューズモール」でトークショー(14:00~15:40、2F緑遊広場ステージ)に出席する。オープンスペースのため入場は無料だ。当日13:30から先着500名に配布される抽選券を手に入れれば、サイン入りTシャツや、F1日本GP、可夢偉応援バスツアーが当たる抽選会にも参加できる。

可夢偉は夏休みを国外で過ごす予定だったが、スポンサー関連の仕事や、初開催F1ロシアGPへ向けてビザを取得するため、日本に滞在することになったという。

地元で英気を養い、次戦ベルギーGP(8月22~24日開催)からは全力で戦いに挑む。

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