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再び並んだハミルトンとロズベルグ。「今後の展開は読めない」とメルセデスAMGのボス

2014年07月17日(木)11:07 am

前戦イギリスGP(第9戦)の前までは、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が、今季のF1タイトル争いのライバルであるチームメートのルイス・ハミルトンに対し29ポイントのリードを奪い、圧倒的に有利な立場に立っていた。そして、勢いに乗ったロズベルグが、感情面においても心理面においてもハミルトンをしのいでいたのは明らかだった。

だが、そのイギリスGP決勝でハミルトンが優勝を飾り、ロズベルグがギアボックストラブルでリタイアに終わってしまったことで、その差は一気に4ポイントに縮まった。

ハミルトンは、15日(火)に、「シーズン後半に向かうにあたり、また最初からスタートのやり直しって感じだし、これからも僕たちは接近戦を繰り広げていくことになるだろう」と語り、心理面においても一気にまた対等の立場に返り咲いたことをアピールしている。

メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフも、もはやロズベルグが心理的に優位に立っていることはないとし、『DPA通信』に次のように語った。

「彼らは2人ともものすごく精神的に強い」

「彼らのうちのどちらかに勢いがあると言われるたびに、それがまた逆転してしまうんだ。だから、展開を読むのは難しいよ」

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