メルセデスAMGは16日(水)、ニコ・ロズベルグが今後、複数年にわたってチームに残ることを発表した。
ロズベルグの新契約にまつわるうわさはしばらく前から流れていたが、F1第10戦ドイツGP直前のタイミングでようやく「複数年の延長契約」が明らかになったものだ。
「これから何年もチームといっしょに働けることになってうれしい。互いに切磋琢磨(せっさたくま)して、もっともっとレースで勝利を重ね、願わくばいくつもタイトルを取りたい」と、ロズベルグはコメントした。彼は29才のドイツ人。2010年にミハエル・シューマッハのチームメートとしてチーム入りしている。
トト・ヴォルフ(ビジネス担当エグゼクティブディレクター)は次のように述べた。「ニコは2010年のシルバー・アロー(メルセデス・ベンツの別称)F1創成期からプロジェクトの一翼を担っている。チーム成長の大きな原動力だ」
ドイツの大手日刊紙『Bild(ビルト)』は、ロズベルグの新契約を3年と報じている。長年、交際していたヴィヴィアンさんと先ごろ結婚したばかりで、総額5,500万ユーロ(約75億6,100万円)の契約金はカップルにとって格好のご祝儀だ。
記事によると、「両者は14日(月)、契約書に署名を交わした」。「また、さまざまなオプションを含んでいる」ということだ。