F1イギリスGP決勝、1周目にキミ・ライコネン(フェラーリ)が大クラッシュ、現在レースは赤旗が出て中断している。ライコネンは右足に痛みを感じているという。
■【写真】イギリスGPを走行するキミ・ライコネン(フェラーリ)
予選の失敗から後方20番手でスタートすることになったライコネンは、オープニングラップで混雑している後方から中団グループの中を走行中に単独でコース外に飛び出し、コースに戻った際に芝生とアスファルトの段差でマシンが跳ねてコントロールを失い、右側のガードレールへ激しくクラッシュ、ガードレールがヘコむほどの強い衝撃だった。
ライコネンは、ガードレールにクラッシュした衝撃ではじかれてコース中央に飛ばされたが、スタートで出遅れたフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)が巻き込まれマシンを壊している。
小林可夢偉(ケータハム)は、突然目の前に現れたフェラーリを間一髪で避け、芝生へ逃げたがマシンには多少のダメージを受けたようだ。
安全面のレギュレーション上、ガードレールを修正・交換しなければならないため、現在レースは中断している。
土曜日、イギリスGPは予選でも大波乱が起こり、フェラーリの2台がQ1敗退という大波乱となったが、決勝レースでも1周目から波乱が起こっている。
現在ガードレールの交換が終わり、レースは日本時間22:05に再スタートする予定だ。