F1公式タイヤサプライヤーであるピレリが、来週の8日(火)と9日(水)にシルバーストンで開催されるF1公式テストにおいて新タイヤのテストを行うことが明らかとなった。このテストはロータスの協力のもとで行われる。
タイヤサプライヤーとしてF1に復帰し今年で4年目を迎えるピレリだが、今季のタイヤはかなり「保守的すぎる」としてドライバーからの評判は必ずしもよくない。そのピレリが今回テストを行う予定にしているのは、より扁平(へんぺい)率の低い18インチタイヤとなる。
ピレリは、メディア向け声明の中で、「より大きなホイールとタイヤサイズは、現在の市場の流れを反映するもの」であり、「F1の近い将来に向けた方向性を示すもの」となるだろうとしている。
現在、F1が採用しているタイヤは13インチとなっており、より扁平率の低いタイヤを採用しているGTやル・マン・シリーズ、そして今年9月から新たにスタートするフォーミュラEなどと比べるとやぼったいイメージがあるとの指摘を受けている背景がある。