フランスからの報道によるとF1チームのロータスを所有する実業家ジェラルド・ロペスが、ら致事件に巻き込まれた。
『Le Quotidien(ル・コティディアン)』紙によると、ベネズエラ出張の帰途、ロペスはフランスにいる38才の友人、ステファニー・トゥルチさん宅を訪れた。
すると、顔をマスクで覆い、消音器付きの銃を手にした男たちが突如、押し入ってトゥルチさんを引きずり出し、外に待たせてあったルノーのミニバンに押し込んだという。トゥルチさんは離婚歴のある独身。事件の目撃者はロペスひとりだった。
その後の報道では、身代金の要求もないままトゥルチさんは開放され、怪我もなく無事だった。
ロペスの弁護士は次のように話している。「ら致のターゲットにされたのは、トゥルチさんだったと結論付けるしかない」
仏司法当局が、この事件の捜査にあたっているという。