2014年F1第9戦イギリスGPが7月4日(金)、シルバーストン・サーキット(全長5.891km)で開幕。現地時間10時(日本時間18時)から行われたフリー走行1回目でニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がトップに立った。小林可夢偉(ケータハム)は控えドライバーにステアリングを譲り、このセッションは走行しなかった。
このセッションでバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)の代わりに出走した女性ドライバーのスージー・ヴォルフだが、わずか4周したところで油圧系の問題でクルマをストップ。さらに、セッション開始25分ほどの時点でやはりウィリアムズのフェリペ・マッサがクラッシュし赤旗が振られる。マッサにケガはなかった。
セッションの残り時間が半分ほどとなったところで赤旗が解除されると、メルセデスAMG勢が順調にタイムを伸ばしていく。ロズベルグが1分35秒424のトップタイムを刻み、その後そのタイムを更新するドライバーは現れなかった。
2番手から10番手までの結果は次のとおり。2番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、3番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、4番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、5番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、6番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、7番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、8番手ダニール・クビアト(トロロッソ)、9番手ジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)、10番手ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)。
日本期待の可夢偉は、フリー走行2回目からの登場となる。
F1イギリスGPフリー走行2回目は、この後日本時間22時から始まる。