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小林可夢偉、突然のチーム売却劇にも前向き「新しいボスは攻撃的、それこそ僕たちに必要なこと」

2014年07月04日(金)16:43 pm

小林可夢偉は、ケータハムのオーナー交代を前向きにとらえている。

ケータハムは2日(水)に、チームオーナーのトニー・フェルナンデスがチームを売却し、「スイスおよび中東の投資家による共同事業体」がチームを取得、チーム代表も元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースに変わったと発表した。

「ほかのみんなと同じように僕にとっても突然のニュースだった」とドライバーのマーカス・エリクソンは話している。

小林可夢偉は、F1イギリスGP(6日決勝)を前にした3日(木)にチームの将来について聞かれ、次のように語った。

「昨日は彼ら(新しい経営陣)とそのことについてはあまり話しませんでした」

「来週はもっと時間があるでしょうから、それからですね。もちろん今年はこのまま走りますよ」

数週間前までは、シーズン途中のチーム解散もあるのではとうわさされていただけに、新体制はドライバーにとっていいニュースだ。

「今もレースを続けられることにすごく感謝しています」と可夢偉。「選手権で元の順位を取り返す、と目標は明確です」

「集中して取り組む必要があります。この数ヶ月は予算的に苦しかったけれど、これからはもう少し予算も使えそうなので、どれだけやれるかですね」

ライバルのマルシャがF1第6戦モナコGPでポイントを獲得し、このままではケータハムは分配金が得られる選手権10位の座を奪われてしまう。

「失うものは何もありません。単純なことですよ」と可夢偉も認める。「新しいボスは攻撃的ですが、それこそ僕たちに必要なことだと思います」

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