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ライコネンはベッテルと似たような問題を抱えているとマネジャー

2014年07月03日(木)18:39 pm

キミ・ライコネン(フェラーリ)のマネジャーであるスティーブ・ロバートソンが、ライコネンと4年連続F1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、今季同じような問題に悩まされていると語った。

フェラーリに移籍し、フェルナンド・アロンソとともにダブルF1チャンピオンによるドライバーラインアップとなった今季、どのような活躍を見せるかに大きな期待が集まっていたライコネン。だが、ここまでのところは今季型車F14 Tのハンドリングに悩まされ続け、アロンソに大きく差を付けられてしまっている。

うわさでは、すでにフェラーリからの支援を失いつつあるライコネンは、世界ラリークロス選手権への転向も考え始めているのではないかと言われているほどだ。

そして、ベッテルのほうも今季は開幕から大きくつまずいており、ここまでのほとんどのレースで今年ジュニアチームであるトロロッソから昇格してきたばかりのダニエル・リカルドの後塵(こうじん)を拝している状態だ。

ロバートソンは、ライコネンの母国であるフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙に次のように語った。

「キミとセバスチャンが同じような問題をクルマに抱えているようだというのは本当だよ」

「今年の新しいレギュレーションによるF1カーはフロント側のダウンフォースが著しく減らされていて、それがドライビングに影響を与えているんだ」

「我々としては、フェラーリができるだけ早くその問題を解決し、キミに思い通りに運転できるクルマを与えてくれることを願うだけだよ」

34歳となるライコネンは、2日(水)にマラネロにあるフェラーリ本部に姿を見せていた。だが、その目的は今季型車の改善のためだけではなかったようだ。フェラーリの公式ウェブサイトには次のように書かれている。

「キミにとっては2015年型車に親しむための時間でもあった」

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