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フェラーリは、どちらかのドライバーをクビにしたほうがいいとミカ・ハッキネン

1998年と1999年に2年連続でF1チャンピオンとなった元ドライバーのミカ・ハッキネンが、フェラーリでは少なくとも、どちらか1人のドライバーをクビにしたほうがよさそうに思えると語った。

ハッキネンは、フェラーリは今季、単に競争力に欠ける2014年型車に苦しめられているだけではなく、ドライバーの問題も抱えていると考えているようだ。

「私の意見だが、フェラーリは、そのうち2人のドライバーのうち1人を交代させなくてはならない状況にだんだん近づいてきているようだ」

自身のスポンサーである『Hermes（エルメス）』のインタビューにそう語ったハッキネンは、次のように続けた。

「フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）のこれまでのコメントは、これからも長くフェラーリにいるドライバーのものとは思えない」

「そして、私はキミ・ライコネン（フェラーリ）に対して何も悪口を言うつもりはない。だが、彼は常にチームメートに後れをとっている」

ハッキネンはさらに、今シーズンは苦境に立たされている4年連続F1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテル（レッドブル）についても次のような皮肉に満ちたコメントを行っている。

「私には、どうすれば彼のクルマだけをずっと壊れたままにしておけるのか理解できないんだ。信じられないね」