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2014年の進歩は「限られる」とルノー

2014年06月30日(月)21:06 pm

2014年シーズン半分にも達していないが、ルノーはメルセデスエンジンに追いつくことが難しいと認めざるを得ない状況だ。

特にチャンピオンチームであるレッドブルから大きなプレッシャーを受け続けているルノーだが、開発を凍結するルールが障壁になっているとF1部門の責任者であるロブ・ホワイトが語った。イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』が伝えている。

「シーズン中にできるエンジンの仕様変更は、非常に限られている」とホワイト。

「われわれは、来年に向けて努力している。より広い範囲で開発を行うためだ」

「現在は、FIA(国際自動車連盟)の許可なしにパワーユニットの仕様を変更することができない。そして、パフォーマンスを上げる理由では連盟は許可を出さない」

しかし、シーズン前の危機的状況と比べれば「大幅な進歩」を果たしたとホワイトは語り、2014年にも進行中のものがまだあると強調した。

と同時に、「だが、変更はより長期的なものになるだろう」とホワイトは釘を刺している。

「われわれは言い訳を探しているわけではない。ルールは全員同じなのだし、ほかのメーカーがしたことに敬意を払わなければならない」

レッドブルはルノーに対する不満を公然と口にしているが、ルノースポールF1社長ジャン・ミシェル・ジャリニエは、レッドブルとの関係悪化を否定した。

「協力関係は非常に緊密なものだ」とジャリニエは『Speedweek(スピードウィーク)』に語った。「日々連絡を取り合っている」

「とは言え、現場レベルでは、すべてが順調に進んでいる」とジャリニエ。「雰囲気は良く、前向きなものだ」

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