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小林可夢偉「フリー走行2回目でクルマに異常を感じた」/F1オーストリアGP1日目

2014年06月21日(土)0:02 am

F1オーストリアGP1日目を終え、ケータハムの小林可夢偉とマーカス・エリクソンが次のようにコメントした。

■【結果】F1オーストリアGPフリー2、タイム、ギャップ

■小林可夢偉「気温が上がればタイヤの状態もよくなるはず」
フリー1/20番手
フリー2/21番手
「フリー走行1回目には24周を行いました。雨で少しセッションが妨げられたものの、それでも計画どおりの作業をすることができました。それはいつでも非常に重要なことですが、こういう初めてのサーキットではとりわけ大切ですからね」

「運転していて楽しいサーキットですね。特にターン5から6への2連続左コーナーはいいでし、ホームストレートにつながる最後の2つのコーナーもいいです。でも、路面温度がもっと上昇したときにタイヤがどういう挙動を示すかはまだ分かりません。今日は土曜日や日曜日の予報よりは涼しかったので、フリー走行3回目でそれについてもっと取り組まないとなりません」

「フリー走行2回目では、昼の間に行ったセットアップ変更の効果がすぐに表れました。特にブレーキングは改善されました。最初の走行ではトラクション(加速力)も改善されていましたし、クルマのグリップもよくなっていました。いくらかアンダーステアはあったものの、フリー走行1回目からはうまく前進を図ることができました」

「スーパーソフトタイヤで最初のアタックラップを行い、それから同じコンパウンドでロングランに移りました。そのセットでのアタックラップではコンマ6秒縮めました。でも少し奇妙な感じでした。グリップレベルはソフトと同じように感じました。それほど大きくタイムが改善できるとは思っていませんでしたが、それにしても、なぜあまりグリップしなかったのか、少し変だと感じています。今夜はそれをよく調べてみますが、路面温度が上がればもっとよくなるはずです。明日になれば分かるでしょう」

「スーパーソフトでロングランを始めました。そしてその最初のスティントで10周目に差し掛かったころからブレーキング時にクルマが右に引っ張られる感じがし始めました。何かがおかしいと思い、ピットに戻り、みんなに何か問題がないかどうか見てもらいました。何もはっきりしたことは確認できませんでしたし、データも特に異常は示していませんでした。ですが、僕たちはそこでセッションを終えることにしたんです。15分ほど残っていましたので、コース上で何か問題が起こることを避けるため、きちんと検査をすることができました」

■マーカス・エリクソン「レッドブルリンクでの走行を楽しむことができた」
フリー1/22番手
フリー2/22番手
「フリー走行1回目は9周目に電気系の問題が発生したため、予定よりもかなり早めにセッションを終えることになってしまった。それまではこのサーキットでの走行を楽しめていたんだ。昨日エンジニアたちとコースを歩いたときからここレッドブルリンクは本当にチャレンジしがいがありそうだということは分かっていたし、たった8周だけだったけれど楽しかったよ」

「フリー走行1回目ではそれが普通だけど、あまりグリップはなかった。でもいいリズムで走ることができ始めていたし、それをフリー走行2回目にもつなげることができた。フリー走行2回目ではバランスは問題なかったけれど、特に高速コーナーではトラクションとオーバーステアの問題を抱えていた。だからスーパーソフトでの走行に向けてはいくつか変更を施したんだ」

「スーパーソフトでの最初の走行はまずまずだったけれど、やはり低中速コーナーではトラクションとオーバーステアに悩まされた。それに、自己ベストを刻みながら走っていたときに最後の2つのコーナーでほかのクルマにつかえてしまい、それでタイムを伸ばすことができなかったんだ」

「午後は、全体的には問題はなかったし、午前中よりは明らかにましだった。でも今夜はオーバーステア対策と、もっとグリップを高めるためにやるべきことがたくさんあるよ。でも、僕たちは今年、金曜日から土曜日にかけてはかなり改善することができているから、ここでもそうすることを目指すよ」

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